まず大前提として、清潔感のない男性は問答無用で落第です。
この記事では、「入浴も洗濯もちゃんとしてるし、ニオイやフケのチェックもしてる。
だけど、どうにもファッションセンスに自信がない」という男性向けにいくつかの指針をご紹介します。
<目次> ※クリックすると飛びます
<まずは基本のおさらいから>
女性にとって外見は大事なもの。それは男性も同じです。
立派な学歴も重い社会的責任も、仕立てのよいスーツを着ない言い訳にはなりません。……
男性のエレガンスとは保守的なものといってよいので、おしゃれな男性になるには、次のものを身につけてはいけません。
――派手なストライプのスーツ
――大胆な色合いのシャツ
――メタル・ブレスレットを含むジュエリー……
――細身のズボンがはやっていても、あまりにぴったりしたものはいけません。また、逆のものがはやっていても、あまりにゆったりしたものもいけません。同じことが帽子、上着の襟の折り返し、コートの長さなどにもいえます。 *1
そういう方 (=見かけで損をする人:管理人注) の服装の特徴は、
- 古い
- 安い
- センスが悪い
の3つです。……
気になった人や異性と初めて会うときは、今シーズン買った服を着てください。靴もカバンもです。見えるものすべてです。
何を買っていいかわからなければ、ショップの店員の方にコーディネートしてもらうのです。
とても簡単なことですが、出会いに成功しない方の多くは実行していません。……
男女の出会いで成功している方の多くは、
デパートやファッションビルのショップレベルの服装を購入し、服装にコストをかけています。……
服装にもっとコストをかけてください。
これまであまり関心がなかった方は、コストをかけることにより、これまでに比べて服装がよくなり、飛躍的によく見えるのです。
お金で解決できることはしてください。 *2
モテる男のファッションの色の使い方
コーディネートの基本はテーマカラーと、刺し色、の2色で全身をまとめることです。さらに、ボトムを濃い目、トップスを明るめにすると色は落ち着きます。……
テーマカラーは全身の30~50%程度になると落ち着くと思います。
色は黒、白、茶色、グレーなどモノトーンか、または明度の低い落ち着いた色にすると安定します。
それだけでは全く面白みがないので、赤、青、黄色、オレンジ、ピンクなど刺し色 を加えるとお洒落な印象になります。
刺し色は10%以内に抑えましょう。
また、必ず1色にして下さい。2色以上使うとバラバラな印象になります。刺し色と同色をベルトやスニーカーのライン、Tシャツのロゴの色など小さなところ とあわせるとお洒落です。
特にベルトは必ず何かしらの色とあわせましょう。
基本は靴の色にあわせることです。黒の靴には黒のベルト、茶色の靴には茶色のベルトです。
スーツの時は特に重要となります。
靴にあわせない時は、刺し色を意識してあわせるとお洒落です。 *3
大切なのは、シルエット、バランス、フィット感の3つなのです。 *4
<もうめんどくさくなってきた人・特定の女性のウケを狙いたい人へ>
好きな人や彼女など、特定の女性にウケるファッションがしたい方はこちらを参考に。
もう服とかセンスとかどうでもいいよ、俺は手っ取り早くモテたいんだという方もこちらをどうぞ。
ファッションまぐろ理論
「ファッションセンスがない」を逆手にとる方法 ……
ファッションに個性は必要ない。「個性」イコール「滑稽」と心得よ。……
俺から言わせれば、そもそも「どの服がオシャレなのか?」とお前が判断するという発想自体が間違っている。
なぜなら、
服は、他人が見るものである。
自分で自分の服を見るのは、鏡の前の一瞬であり、それ以外の時間はすべて、他人に観賞されるのである。
その意味で服は他人が選ぶべきなのである。……
この事実に気づいてから、俺は自分の好みというものをかなぐり捨てた。
その代わり、必ずセンスの良い友人や女に服を選んでもらうことを自らに義務付けた。
これは恋愛においても効率的な方法だ。
服を選んでもらうことを口実に女をデートにも誘えるし、
ホレている女に服を選ばせれば、その女好みのファッションが出来上がる。
そして服を選んでくれたお礼にプレゼントでもすれば、二人の距離は一気に縮まる。
おまえは他人の言うことをそのまま鵜呑みにして服を買うだけでいい。
つまり、ことファッションという分野においてはマグロになること、これが、ファッションセンスのない男がファッションで成功する唯一の方法である。
好みを捨てろ。
個性を捨てろ。
自分を捨てろ。
モテるために必要なのは、まず捨てることだ。 *5
<関連記事>
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<出典>
*1:ジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオー『永久不滅のエレガンスのルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2006年) 143~144頁
*2:大橋清朗『また会いたくなる人』(講談社、2009年) 73~77頁
*3:サンチェ「モテる男のファッションの色の使い方」
http://www.love-potion.info/man/karada/coller.html
*4:ティム・ガン『誰でも美しくなれる10の法則』(宝島社、2011年) 24頁
*5:水野敬也『新装版 LOVE理論』(文響社、2013年) 71~76頁
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