※情報は2014年2月ごろのものです。

翻訳会社の求人に書かれている応募資格をカウントしてみました。
集計はざっくりです。複数回答可としています。
集計に使用した求人情報は『翻訳事典 2015年度版』掲載のものです。


<翻訳者の応募資格>
翻訳経験:171
資格・試験:19
翻訳学校・講座:10
 以下、項目別に詳しくみてみましょう。



<翻訳経験>
未経験者可:33
経験者(年数問わず):6
1年以上:13
2年以上:27
3年以上:69
4年以上:2
5年以上:18
その他:3
合計:171
 圧倒的に多いのが、翻訳の実務経験を求める求人でした。特に、3年以上の経験者が人気なようです。




<資格・試験>
TOEIC:8
TOEFLE:2
英検1級:4
その他:5
合計:19
 能力の証明として、資格などを求める会社もありました。
 TOEICスコアは900~950点ぐらい、TOEFLEなら600~640点ぐらいが目安となります。




<翻訳学校・講座>
インタースクール翻訳コース・専門分野の翻訳講座・アメリアクラウン会員など
合計:10
 翻訳学校の修了が応募資格となるケースは、実際にはほとんどない印象です。
 集計対象とした求人に、インターグループのものが多数含まれているからです。
 ただし、医薬・金融・経営など専門分野の翻訳コースであれば、ニッチな需要が期待できそうです。



 この他に、ネイティブ、海外在住経験、企業内翻訳経験、責任感のある人、などがありました。翻訳ツールの経験は必須ではありませんが、あれば有利なようです。






<参考文献>
『翻訳事典 2015年度版』(アルク、2014年)


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